ギネスは健康にいい!?"Guinness is good for you."の真相
こんにちは。クラフトビールの為ならどこまでも~なビールクズのかほです。
今回、American Craft Beerにこんな記事を見つけました。
” GOOD BEER NEWS: GUINNESS IS ACTUALLY GOOD FOR YOU”
なんとまあ!Guinnessは本当に身体にいいと!!
1920年代の有名なキャッチコピーに"Guiness is good for you."というものがありますが、あれが真実だというのです。
どういうことでしょうか。
Guinnessは血栓ができるリスクを減らす
ウィスコンシン大学のJohn Folts教授の発表(2003)によると、1パイントのGuinnessは血液凝固のリスクを下げるかもしれないらしいのです。犬による実験では実際に血栓を減らしたというデータが取れたんだとか!ちなみにラガービールの場合はそうはならなかったそうです。
欧州委員会が発表しているデータではGuinnessの発祥地アイルランドは、循環器系の病気が原因で亡くなる方の数が他のヨーロッパの国と比べて低いそう。このデータもGuinnessの効果を反映してるのかも。
カギは抗酸化化合物
Folts教授は、赤ワインに含まれている抗酸化物質がGuinnessにも含まれており、これが重要な役割を果たしているという学説を発表しています。またthe Drinks Businessは同様の物質は紅茶やダークチョコレートにも含まれているとしています。
健康だけでなく美容にもよいとされる飲み物/食べ物と同じ成分が含まれているということになりますね。
1.5パイントのGuinnessで心臓を守れる!?
教授の研究では、上記の抗酸化物質の適量は24 fl oz(=710ml)としていて、パイント(US 473ml、UK 568ml)より少し多いくらい。適量を守ることで、血栓のリスクがアスピリン同等に減らせるとか。
また、かつてイングランドでは手術を終えた患者や献血をした人にGuinnessが提供されていたという話もあるようです。その理由はGuinnessは鉄分が豊富だから。
おわりに
気分が良くなるという世間の声から生まれたキャッチコピーである”Guinness is good for you.”ですが、科学的にも間違っていなかったのかもしれませんね。
信じるか信じないかはあなた次第。でも飲んで心も体も健康になれるなら最高ですよね!
以上、Guinnessのありがたみが増した記事の翻訳でした。
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